8/17 ODA

今朝は午前4時30分に起床しました。というのも、今日から25日まで9日間、参議院ODA調査第2班の一員として、タイ、インドネシア、シンガポールを訪ねます。
ODAとは、正確には「政府開発援助」であり、開発途上国へ直接あるいは国際機関を通じて資金を供与して、開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による協力です。2005年、日本は年間131億ドル(約1兆5千億円)と、世界で2番目の多額の税金をこのODA費やしています。
ところが、無駄使いが多い、現地のニーズに応えていない、非効率といった問題がありますし、ムネオハウスのように利権と結びついているという批判も絶えません。
また日本の財政状況が厳しい中、2005年のODA供与額131億ドルは、2004年のODA供与額89億555万ドルと比べ、約47パーセントも増加しています。
これに対して、政府は、ODA白書2005年版において、「平和を希求する日本にとって、ODAを通じて開発途上国の発展に積極的に取り組み、その姿勢を内外に示していくことは、国際社会の共感と信頼を得られる最もふさわしい政策」と言っていますが、本当でしょうか。結局は各省庁の権益の確保に汲々としているだけで、省庁間の連携も充分ではなく、日本としての確たる外交戦略もないのが実情です。国連の安保理改革において、日本の常任理事国入りに支持が広がらないのは、ODAが専ら利権のために行われているからではないでしょうか。
暑い季節、暑い国々を訪問するのは大変です。実際、この調査団も引き受け手の確保に難渋したようです。
役人達が都合よく操作した情報を鵜呑みにすることなく、現場を歩き、この目で見て、この耳で聞いて、利権や税金の無駄使いは厳しくチェックして来ます。
【前川きよしげ本人が書いています】