令和8年正月

 私は、今年こそドジャーズスタジアムへ行って、大谷翔平選手ら日本人メジャーリーガーを応援したいと思い、法律事務所への行き帰り、「基礎英語」を聴いています。グラウンドでの活躍に加えて、彼らの年俸は、大谷選手が10年間で1015億円(CMの出演料を除いて)、山本由伸投手が12年間で465億円と、まさに世界を舞台に活躍し、そして世界中から高い評価を受ける彼らですが、もしも野茂英雄投手がいなければ、彼らも海を渡っていなかったのではないでしょうか。

 1995年、当時、メジャーリーグでプレーする日本人選手は誰もいませんでしたが、26歳の野茂投手は、近鉄時代の年俸1億5000万円を捨てて、ドジャースと年俸980万円でマイナー契約を結びました。この時、マスコミや野球評論家たちは野茂投手を「わがまま」、「メジャーでは通用しない。」等と非難し、当時、近鉄の監督だった鈴木啓示氏に至っては「自己満足、ここに極まれりや。自分の力を分かってない。」と切り捨てましたが、それでも野茂投手は「今日のキャッシュよりも、明日の夢です。」と語り、メジャーリーグに挑戦しました。
 その後、2回のノーヒット・ノーラン達成など、メジャーリーグにトルネード旋風を起こした野茂投手の活躍は皆様もご存知の通りです。だからこそ、昨年、日本人として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチローさんも、その表彰式のスピーチで、ただ1ヶ所、日本語で「野茂さん、ありがとうございました。」と述べて、パイオニア、野茂投手を称えています。

 渡米する際、野茂投手は「いつの時代も、批判するのはチャレンジしないやつらだ。」と語ったと言われています。人口が減り続けるとともに、経済が低迷して、「日本人ファースト」等と内向きになりがちな昨今ですが、挑戦する勇気の大切さを、野茂投手や、日本人メジャーリーガーらは教えてくれているように思います。

 新年あけましておめでとうございます。
 末筆ながら、新年が皆様方にとって幸多い一年となりますよう、お祈り致します。

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